推っす推っす

オラ推しのATM!

某接触イベントの話

   推しが出てたわけじゃないけど「幽劇」観て思い出したから某舞台の某接触イベントについて。

 

   会場でDVD予約すると終演後に接触イベントに参加できるんだけど、この接触というのが握手やハイタッチじゃなくて、キャストに肩をポンと叩かれるというもの。この時点で何の舞台だったかわかる人にはわかると思うけど伏せたまま進めますね。DVD買うつもりだったしと会場予約してアフターイベントに参加。

 

   その接触は衝立の向こうで行われ、向こうの様子はわかんなかったんだけど、悲鳴が聞こえまくる。私が参加した日は接触キャストは4人だったんだけど、まずは1人目。「よくやった、ありがとう」と言われ肩をポンポン叩かれるわけだが、1人あたり結構時間あって感想もしっかり伝えられるんだけど、その間中ずっとポンポンされ続ける。問題は2人目。目の前に立って「よくやった、ありがとう」と言われて肩をポンポンされ、感想を伝え始めて、肩に違和感。触り方が、ポンとして肩に手を置いたあと、撫でる、揉む、指でなぞる、撫でる、揉む、なぞる…平たく言うと触り方がいやらしかった。こんなこと書くと喪女乙されそうだが、私は驚いたし混乱した。それでもキャストに感想を伝えなければと伝え続け、その間も揉まれ続ける肩と二の腕の境目あたり。混乱のうちに2人目は終わった。3人目のキャストは1人目と同様肩ポンポンで終わったのだが、4人目のキャストにもずっと肩を揉まれ続けた。

 

   終わった後、混乱する頭で、いま何が起きたのか思い返してみたのだが、思ったのが「やばくない?」だった。「やばーいうれしー★」じゃなくて、「これ大丈夫?」という心配の意味だ。男女差別になるかもしれないが、男が女(男性もいたと思うが女性が多かったと思うので女としてしまう)を触るというのはもう少し慎重にすべきことではないのか。このイベントに参加した女性はみんな「うれしい!」の人ばかりだったのか。不快に感じた人はいなかったのか。不快に感じた人の声が上がって舞台が中止になる可能性はないのか。そんなことが頭をぐるぐるまわった。書いていなかったが舞台の内容はとても素晴らしかった。だからこそ、付随するイベントによって舞台に悪い影響が出ないかが心配だった。

 

   私が知らないだけかもしれないが、今までに私が参加したことのある接触イベントはハイタッチ、握手、あっても頭ポンポン程度だった。キャストから一方的に触られるイベントというのは初めてだったのだが、あるものなんだろうか。ほかにも知ってる人がいたらどんなものだったのか教えてほしい。

 

   この触り方は運営から何かしらの指示が出ているのだろうか。記載の通り、ただ肩を叩くだけのキャストと、揉んだり撫でたりするキャストがいた。その判断は誰がしているのだろうか。肩とともにファン心をぐっと掴んで固定客を作りたかったキャストなのか。一枚でも多くDVDを売りたい運営なのか。

 

   この舞台に推しは出てなかった。続編があったら舞台自体には足が出てほしいが、アフターイベントであんなことさせられると思うと泣きそう。ハイタッチや握手も同じようなものかもしれないけど、肩ポンだけならまだいいけど、あーーーーでもなああああ!わざわざオフショルダーできてる女もいたし、推しがよその女の「手」ではなく直で「体」を触るのは嫌だな、肩ポンでも。自分も「してもらえる」と考えればいいのかもしれないが、それこそこんな推しからしたら触りたくもないババアの体を触らせるとか申し訳なさで死ねる。万が一推しが出ることになったら推しのイベント参加回は全て抑えると思う。表に出る仕事で自分の知らない推しの現場があるのは耐えられないから。それは接触イベントの現場だって含まれる。でも書いた通りの理由で毎回死にたくなると思う。どうか推しがこんなことさせられませんように。

 

   あともしこの舞台に心当たりがあって、この舞台に推しが出てた人がいたら話を聞きたいです。