推っす推っす

オラ推しのATM!

「幽劇」と炎上俳優の話。

今日も「幽劇」を観てきた。仕方なく、だ。チケットを初日と今日の分とってしまっていた。今更譲り先を見つけるのも面倒くさく、また見つかる気がしなかった。

 

初日の感想は以下に。基本文句ばかりです。

 

egoegoego.hatenablog.com

 

ところで、出演者の中に今現在絶賛炎上中の俳優がいる。私は特段推してないが彼の演技は好きだった。ブログに関しては意識高い系とでもいうか、読んでいて背筋がぞわぞわする感じがありつつ、でもそれもまた彼の世界だと思って気が向いたときに読んでいた。

 

ひょんなことで彼が炎上していることを知った。

 

多分愚痴垢と呼ばれる人たちの呟きで知ったのだったと思う。愚痴垢はすごい。情報が早い。私の表のTLには出てこない情報がズラーッと並ぶ。かといって自分が愚痴垢を持っておらず、本アカでフォローするのもためらわれるため、リストに入れて逐一確認を取っている形である。愚痴垢、自分も作りたい気持ちはありつつも誤爆が怖くて作れていないのと、ここを作ったから何かあってもここでいいかと今のところ思っている。でもリアルタイムに吐き出せるのは魅力だな。

 

噂の匂わせ彼女のことも見た。そのあとのブログも読んだ。ブログに関しては「うっわ」と思った。なんだこれ。たとえそのことでなくても今書くべきことではなかっただろ。その年齢でその判断はどうなんだ。そのあとのブログも一度疑ってしまえば全てネガティブにしかとらえられなかった。彼がRTしたものの言葉を借りればそれは私が性格が悪いからなのだろう。実際悪いので多少は当たっているのかもしれない。賛同はしかねるけど。

 

炎上を知ってから初めて彼が出ている舞台を観に行った。「幽劇」の初日だ。彼を観ている間中、炎上のことが頭をよぎることよぎること。特にファンでもない私がこうなのだから、あの炎上のことを残念に思っているファンあるいは元ファンの人の心中は本当にお察しします状態。私にお察しされても嬉しくもなんともないと思うけど。彼はだいぶ頑張っていたように思う。腰を振ったり、よくわからない頭のイってる霊媒師役も頑張っていた。今日も急に話を振られてテンパってる様子だったが頑張ってた。それでもその頑張ってる姿に何ら心が動かされなかったから、彼に関しては私の中でもうだめなんだなと思った。もうきっと彼の演技をそういった雑念なく観ることはできないのだろう。ただのカノバレ炎上だったらこうはならなかったように思う。私がより無理だったのはブログやRTの内容だった。そういうことを書く人、する人だと思うと、役者というより人間として嫌悪感でいっぱいだった。どんなに頑張ってる姿をみせられたところで、中身はああなのだ。

 

今回の件で彼自身のファンも大変だなと思ったが、彼が2.5というジャンルで演じてきたキャラクター自体のファンの人も大変だと思った。彼は冬にはにっかり青江として舞台に立つ。にっかりは私も好きなキャラだ。いやだ。とてもいやだ、彼が演じるのは。彼がにっかりとして何を言っても「うるせえ炎上くそ野郎」と思ってしまうと思う。もう彼がにっかりに見えることは二度とないんだろう。

 

もう一つ駄目になったものがある。彼を推している友人だ。彼女はこの炎上に寛容だった。「こんなことで炎上?昔からのファンならわかるでしょ、いつものことじゃない」彼女はそう言った。なるほど確かに私は彼には詳しくないし、昔からのファンは彼のそういった面を知った上でファンをしているのかもしれない。「ファンがかわいそう」だなんて思っていた自分を反省した。でも、それから私は彼女が駄目になってしまった。その俳優が何をしても「かっこいい~」「さすがだね~」と褒め称えまくる彼女が、何か得体のしれない生き物のように思えてしまって、駄目になってしまった。応援スタンスなんてそれこそ人それぞれだし、炎上しても彼を応援するのは自由なのに。これに関してはきっと私の偏見の問題なので、彼女には本当に申し訳ないと思っている。だが駄目なものは駄目なので、徐々に距離を置かせてもらっている。考えが合わなければオタク友達なんてそんなもんだと思う。

 

私が今後心配なのは自分の推しが彼と共演することだ。今のところ大丈夫だが同じ界隈、いつ関わるかわからない。自分の推しには彼には近付くなと言いたいし、重要なことは何も知らせてはいけないと言いたい。慕ったりするな。恋愛相談なんてもってのほかだし、SNSのプライベートアカウントがあっても教えてはだめだ。家にあがりたいだなんて口が裂けても言うな。

 

炎上している彼自体は私は今後なるべく避けるつもりだが、どうか推しと共演しませんようにと願うばかりです。